本日、小学6年生の息子にスマホを買って上げました。
子供にスマホを持たせるのは賛否両論がありますが、今は部活の連絡もLINEで連絡が回ってくる時代なので、我が家では「まだ早い!」と突っぱねるのでは無く、子供にネットリテラシーなどを覚えて貰うきっかけになればと思い、持たせることにしました。
ですが、そのままスマホを子供に渡すのは不安感が大きかったので、
・ スマホのルール
・ システム的な制限
の2つを掛け合わせて運用してみる事にしました。
スマホのルール
色々なサイトを参考にしましたが、基本的にはスマホ18の約束を真似て作っています。
作成したスマホルール
我が家のルールは、緩い方だと思います。
そこは、子供への信頼や、後述するシステム的な制限を入れているというのもあります。
何故こんなルールを作る必要があるのか?
子供を制したいのでは無く、自由にさせてあげたい。
だからこそ、守って欲しい最低限のルールしか書いていません。
また、我が子は、「例えば・・・」の話をした方が理解しやすいみたいで、沢山例を上げました。
そこをちゃんと理解して貰わないと、個々の内容に行く前に、
「俺の事を信用していないの!?」となります。
システム的な制限
と言っても大げさな物ではありません。
我が子に買って上げたスマホは、Androidのミドルクラス(3万〜4万)のスマホです。
(iphoneが欲しがっていましたが、スマホデビューで7万円以上もする機種代を払うのは勿体無さすぎ)
Androidなので、今年から日本で使えるようになった「google ファミリーリンク」を使いました。
ファミリーリンクで、とりあえずは以下の制限を行なっています。
⑴ 平日は22:00 – 6:00 はスマホの強制ロック
⑵ 金曜日、休日は23:00 – 6:00 はスマホの強制ロック
⑶ プリインンストールだろうがシステムアプリだろうが、使わなくていいアプリの無効化
⑷ Playストアの購入リクエスト
⑸ 可能な限り、子供向けコンテンツのみ表示
(1)(2)は、1週間のスケジュール設定が行えますが、祝日や冬休みの対応は、変更が必要です。
変更は、親のスマホにインストールしたファミリーリンクアプリから出来ます。
(3)は、文字通り強制的に画面をロックし、緊急電話しか行えなくなります。
子供がパスワードや指紋認証でロックを解除した場合、以下のように表示されるので子供にも分かりやすいですね
(4)は、子供がPlayストアでアプリをインストールしたい場合、保護者に承認を送る事が出来ます。
何が良いかというと、
「パパ、◯◯ってゲームインストールしておいて!」
「疲れてるから週末にやって上げるよ〜」
「それじゃ遅いよ!!」
という嫌われポイントが少なくなります。
子供からリクエストが来たら、電車の中だろうと確認して「承認」をすれば良いだけですからね。
有料のコンテンツは、奥さんに確認してから承認、却下をするだけですし。
⑸ 可能な限り、子供向けコンテンツのみ表示
恐らく、chromeとかgoogleのアプリ限定で機能するのではないでしょうか?
実際、LINEのトーク内のURLをクリックしてWebブラウザを起動した場合、制限を行なっていてもアダルトサイトなど見えてしまう状態です。
ネットワーク周りのフィルタリングを、もう少し強化する為に、WifiのアクセスポイントをIO-DATAのWN-AX2033GR2に変更しました。
このモデルは、L7での簡易フィルタリング機能が備わっているらしく、
従来モデルでご好評の悪質サイトやフィッシングサイトをフィルタリングする「ネットフィルタリング」機能(5年無料)や、お子様の利用時間を制限する「ペアレンタルコントロール」機能はもちろん、パソコンやスマートフォン、ゲーム機など、Wi-Fi接続端末を管理できる「Wi-Fiマモル」機能を搭載。よりセキュリティ効果を高めることができます。
との事です。
こちらはネットワークでの制限になるので端末のMACアドレスが必要になります。
設定してみると不適切なコンテンツを閲覧しようとした場合に、Wifiのエラー画面に遷移します。